町を歩けば必ず出会うのが警備員というくらい、警備員として働いている人はたくさんいますね。警備員ってただ巡回したり見張っていたりすればいいんでしょう?と思われがちですが、警備員にも様々な種類があることを御存知でしたでしょうか?
今回は警備会社のユニフォーム・作業着についてまとめてみましたので、警備会社の仕事に興味のある方、是非参考にしてみてくださいね!
目次
警備会社の仕事内容って?
警備会社の仕事内容って?
警備会社は警備を受けたい人・団体などと契約を交わし、顧客の生命・身体・財産などが侵害されないように、事件や事故を防ぐという仕事をしています。ただし警備員はあくまでも民間企業の従業員であるため、警察官とは異なり、職務質問や検問、取り調べなどをする権限はありません。
警備の種類について☆
警備の仕事は警備業法という法律で定められています。警備員の分類は以下の通りです。
- 1号業務(施設警備)…ショッピングセンターやテーマパーク、空港等の人の集まる場所や、住宅やビルなどを警備する仕事です。主に盗難や火災等の事故の発生に警戒し、監視・巡回及び人・車両の出入管理等を行います。
- 2号業務(交通誘導警備・雑踏警備)……片側通行になっている工事現場など歩行者に危険が及ぶような場所で交通整理をする業務が交通誘導整備です。お祭りやイベントなど、一時的に人が集まる場所での誘導業務を雑踏警備と言います。
- 3号業務(輸送警備)……主に現金輸送車の警備を担当します。他にも貴金属や核燃料など、襲われるリスクのあるものを警備します。
- 4号業務(身辺警備)……依頼者に付き添ってその生命や身体などを警備します。
警備会社の作業着に求められる機能☆彡
警備会社のユニフォームに求められること☆
警察官と思って身構えたら、警備員さんだったのでホッとしたり、警備員さんだと思っていたら実は警察官でちょっとドキッとしたり、そんな経験誰しもあるのではないでしょうか。
業務や制服が似ていると間違えてしまいがちですが、よくよく見たら実は違うということがわかりますよね。
この「実は違う」、というところが大事です。警備員は警察官と間違われやすいですが、実際は警察官と違って警備員には特別な権限はなく、一般人と同じ扱いなので、制服できちんと判別できる必要があるのです。
警備員のユニフォームで禁じられていること☆
それでは具体的に警察官と警備員の制服はどこが違うのでしょうか。
当然のことながら警察官の制服のデザインや色と一緒にしてはいけませんし、海上保安官の制服に似ることもNGです。また警備員の上腕部や胸部には警備会社の標章をつけなくてはなりません。
これは法律で義務付けられていることであり、警備会社は所轄の公安員会に警備服にまつわる「服装届出書」、護身用具に関わる「護身用具届出書」を提出しなくてはなりません。
警備会社のユニフォームの特徴・生地やデザインなど☆彡
警備会社のユニフォームの特徴☆
警察官と同じ権限はないですが、警備員にはその業務の性質上、ある程度の威厳が必要になります。動きやすさも必要ですが、ある程度のタイトさ、清潔感も必要になります。
顧客の信頼を損ねないためにも、身だしなみが必要とされる業種です。
警備会社のユニフォームの生地☆
真夏の炎天下の中での警備や、真冬の極寒の中での巡回など、過酷な環境下での業務も多いため、吸水性、通気性のあるポリエステルと綿混合のシャツは需要が高いです。また防寒性、防湿性の高いポリエステル100%の警備用防寒着コートは重宝されます。
まとめ
今後治安の悪化やテロの警戒により、今後ますます警備員の社会的需要は増えていくものと思われますので、警備会社を検討している方は是非参考にしてみてくださいね!
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