日本の警察官

警察・警官のユニフォーム・作業着


私たちが平和に暮らすためになくてはならない警察官。

町でよく見かけるお巡りさんやテレビなどでよく見る刑事さんなど、警察官の仕事は様々ですが、警察官ってどんな仕事をしているのかと聞かれると、実はちゃんとわかっている人って少ないかもしれません。

今回は警察・警官の仕事内容や制服についてまとめてみました。
これから警察官を目指したい…そんな若者には特に読んでもらいたいです!

警察・警官の仕事内容って?

警察・警官の仕事内容って?

警察の組織は警察庁と都道府県警察の二つに分かれており、それぞれ様々な部門で成り立っています。
警察庁は国の行政機関であり、国家に関わる公安や警察全体の管理や監督をしています。
都道府県警察は各都道府県が管理する警察組織で、その地域で発生した事件等を担当します。

都道府県警察のそれぞれの部門☆

都道府県警察には主に以下の部門があります。

  • 地域生活部門…地域に密着し、市民の安全を守ります。いわゆる交番のお巡りさんはここに属します。
  • 生活安全部門…防犯や少年非行、麻薬や銃器の取り締まりなど生活に身近な犯罪を扱います。ストーカーやDV被害などの相談にも応じています。
  • 刑事警察部門…強盗や殺人、盗難や薬物などの犯罪捜査及び取り調べなどを行います。
  • 交通部門…交通違反の取り締まり、交通事故の捜査・処理、交通安全指導などを行います。
  • 警備部門…要人警護、警備、災害救助活動などを行います。機動隊もここに属します。

その他総務や人事や広報など、警察組織をバックアップするための組織なども存在します。

警察・警官の制服に求められる機能☆彡

警察・警官の制服に求められる機能☆

警察官と言えばカッコいい制服ですね。警察官の制服に憧れて警察官を目指すようになった…という子供も多いですが、その制服に求められる機能とは一体どんなものなのでしょうか。

総務などのデスクワークは別ですが、基本的に警察官はパトロールや犯罪捜査や交通違反取締など、屋外での活動が多くなります。そのため冬であれば防風や防寒機能、保温性などが充実したもの、夏であれば通気性、吸汗性などに優れたものが適しています。

また機能性・活動性に特化しているのはもちろん、警察官にふさわしいりりしさと美しさを兼ね備えたデザインが取り入れられています。

また警察官の制服の背中には所属警察名などがプリントされていますが、プリントを隠したい場合はプレートを覆い隠せるタイプのものや背中上部に収納できるタイプのものもあります。

その他の小型携帯品について☆

警察庁の警察官は、基本的に警察手帳、手錠、警笛、警棒、拳銃、帯革を貸与されることと定められています。都道府県警察でもこれに準じた装備が貸与されています。
こういった小物の携帯が必須なので、警察官の制服は小さなポケットが充実したものが求められます。

警察・警官の制服の特徴・生地やデザインなど☆彡

警察・警官の制服の種類☆

警察官の制服は大きく分けて3つあります。

  • 背広タイプ…警察官の基本的な制服。
  • 活動服タイプ…腰回りに拳銃や警棒を装着するので、上着は腰までの短い丈になっていて動きやすい。
  • 出動服…盾やヘルメットをつけて警備するとき、野山を捜索するときなどに着用する。

これらの制服は警察官には支給されますが、一般人には販売されていません。

階級ごとの違い☆

制服のそでのところに斜めのラインが入っていて、その部分の色が巡査や巡査長は黒、巡査部長はシルバー、警部補以上はゴールドになっています。

また制帽にも違いがあり、警部以上の制帽にはゴールドのラインが入っているので、階級章を見なくても一目で見分けることができるのです。

また警察官とガードマンの制服が似ていて紛らわしいことがありますが、見分けるポイントはネクタイです。警察官のネクタイは男女ともにグレーがかっていて、夏服にはネクタイはありません。

まとめ

警察・警官の制服についてまとめてみました。
実は制服で階級を見分けられるなんて、びっくりですね。今度どこかで警察官を見かけたら、ちょっと意識してチェックしてみましょう?

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